skunk coffee　Daisy-nilly

入渓点近くの石に先行者の薄っすら濡れた足あとを見つけてしまった。
仕事前の朝駆けだから場所を変えている時間的余裕がないので…
大きな期待はせずに釣り進んでいった。
時々10センチほどの小さなヤマメのチェイスがあるが喰わないで引き返していく
案の定、全然釣れない。
タイミングが悪かったな…などと思いながら歩いてると
木が覆い被さってる、攻めにくい小さなポイントが現れた。



多分、先行者は手を付けないか、やったとしても適当にやりやすい手前の所にしか手を出していないだろう。
それくらい小さなポイント。



最初は、アップで木の根元ギリギリにキャスト
一投目で20センチほどのヤマメが追ってきてUターン。二投目は、見切られたみたいで反応無し…
立ち位置を変えてダウンで送り込んで一投目、木の根元あたりで、ゴツンという衝撃と同時に明らかに先程のとは違う更に良型の重みを感じた。
根の下に潜り込まれたらアウトだけど…今日はPEじゃなくナイロン4lbを巻いてきたから、強引に引き剥がすことができない、それに加えてドラグ性能があまり良くないというか、現代のリールとは比べちゃいけないオールドリール。
ナイロンラインの伸びとロッドのしなやかさ、粘り具合だけを頼りにスリリングなやり取りが数十秒続き木の根元から引き剥がし、運良く釣り上げる事ができた。
2時間歩いて釣果は、この一匹だけだったけど…
大満足。
3年ぶり、この水系では4年ぶりの尺ヤマメに出会うことができた♪